日常生活の疑問をちょっとだけ解決するブログ

田舎育ち、東京在住ワーママがお役立ち情報を投稿します

海外製の照明を自分でシーリングライトにした話

在宅勤務が多くなった今、自宅での時間を快適にするべく、

あれこれ自宅の環境を整えている筆者。

 

その中のひとつが、ダイニングのペンダントライト。

帽子のような形をしたベルティゴペンダントライトにずっと憧れていたのですが、

お値段が可愛くない・・・

 

flymee.jp

 

 

そんなところにリプロダクト品を海外サイトで見つけまして。

サイトの説明文が少なく、

自宅のシーリングライトに取り付けられるのか?

という疑問も湧いたものの、

夫と話し合い、「まぁ今どきたいていのものは取り付けられるようになってるでしょ」

と謎の自信で購入に踏み切りました。

 

今思えばこれが悲劇の始まり・・・

 

これから書くことは電気の素人(しかもド文系)が

「海外製のペンダントライトを日本のシーリングライト仕様に変えて使えるようにした話」

ですが、あくまで個人の責任で行なったことですので、

参考程度に留めておいていただければと思います。

※素人の勝手な電気工事は重大な事故につながることもあります

 

 

 

届いた海外製のペンダントライトの電線がこんなだった!

ウキウキして開封したベルティゴ(風)ペンダントライト。

さて我が家の天井の配線器具には合うかな?どれどれ?

 

 

ん!?

電線が剥き出しという初めて見るパターン!

 

素人でも一目で、このまま取り付けることは不可能だとわかりましたよ・・・。

 

そもそも電球の規格がなんかおかしい

気づくの遅すぎ問題ですが、この照明器具、使用する電球がE27口金のものなんです。

E27ってニトリにも大型家電量販店にさえもどっこにも売ってなくて、

まぁネットで買えばいいかと深く考えていなかったんですが。

実はE27って海外の規格らしく、日本の規格は主にE26とE17っぽいんですよね。

しまった、やられた(気づくの遅すぎ←2回目)。

 

海外製の照明を日本のシーリングに取り付けるにはどうしたらいい?

このライトをダイニングのペンダントライトとして使うのを諦めきれない私。

第一、海外サイトで買ってしまった。

返品とかクーリングオフとか、その辺どうなるわけ?

頑張って使えるようにするしかない。

 

調べたところ、電気屋さんでお願いすればやってもらえそう。

 

候補① 家電量販店

これはその店舗で購入したものでないと見てもらえない場合があるらしい。

 

候補② 町の電気屋さん

対応してくれる可能性が高いみたい。

でも駐車場のないような電気屋さんに直径120cmのライトをどうやって持ち込む?

徒歩で持参?なんなら被ってみる?

どっちも無理だ。

 

候補【番外編】 工務店

電気工事士」資格を持った方がいるような工務店にお願いして

家に来てもらうのもあり?

でもざっと調べた感じ工賃が高すぎる。

照明器具をお安く抑えた意味がないじゃないか。

 

これは、自分でやるしかないかもしれない・・・!

 

シーリングライト化する工程は意外とシンプル!

この電線が飛び出た照明を日本で使えるようにするには、

どうやら「シーリングキャップ」というものに2本の電線を繋げばいいみたい。

 

▼シーリングキャップ

 

あとはこのシーリングキャップとやらを天井の配線器具に差し込むだけ。

なるほど、思っていたより簡単そうだ。

まずは元々使っている照明器具の該当部分(シーリングキャップの中身?)を見てみよう。

 

 

むむむ・・・?

何やら電線の先に予想外の輪っかがついていて、

その輪っかにネジを通して留めているようだ。

 

YO・SO・U・GA・I🙏

 

この輪っかが何かというと、「圧着端子」なるものらしい。

そんでもって、電線にこの圧着端子を付けることができるのは

電気工事士」資格を持っている人だけみたい。

 

NANTEKOTTA🙏

 

もはや駅前にでも立って、

電気工事士の資格をお持ちの方はいらっしゃいませんか〜?」

と呼びかけるしかないかな?(意外といそう)という考えが浮かぶも、

圧着端子って必ず必要なものなのか?

まずは初心に返ってそこから疑ってみようと思いつく。

 

そもそも圧着端子とは、

1925年頃に開発された、電気線と電気機器を接続するための部品。

開発されるまではハンダ付けが主流だったけど、

ハンダ付けは施工者の技術によって仕上がりにばらつきがあるというデメリットがあって、

圧着端子を使うことにより安全かつ確実に接続できるようになったんだって。

 

なるほど、圧着端子を使わない時代もあったわけで、

つまり安全に電気線と電気機器を繋ぐことができさえすれば

電気は通るという風にも読み取れる。

もうほんと素人がやめろって感じだけど、

先っちょの銅線を撚り合わせて輪っかの形状を作って固定し、

それをネジで留めたって電気は通るように思える。

 

撚り合わせてみた

 

ネジに巻き付けてみた(赤)

 

ネジをシーリングキャップに留めてみた

 

 

点いた!!

 

 

前述の工程で電気が点きました!

 

そういえばE27の電球はどうした?

調べてみると、LEDであればE26とE27は互換性があり、

E26のLED電球がそのまま使える可能性があるみたい。

元々ダイニングテーブルで使っていたペンダントライトの電球がE26のLEDだったので

ものは試し!はめてみよう!

とクルクル回したらあらぴったり。

「IEC規格」に準じて作られたE26電球とE27電球は実際は同じ直径仕様になっているらしいのです。

では何が違うかというと、

・E26:AC100V用

・E27:AC240V用

と、電圧のレベルが違うみたい。

ということは、やはり素人が勝手に互換性とか言って設置しちゃいけませんね。

当然、E26電球が240Vの電圧を受けられるようには設計されていないでしょうから。

急いでAmazonで買います。

 

この照明器具、

電球が囲われているデザインで結構暗いんですよね。。。

高ルーメンだと明るくなったりするかなぁ?

 

 

 

まとめ

海外製のペンダントライトの電線をシーリングキャップに繋げ、

日本で使用することができました。

でも、繰り返しになりますがどうか参考程度に留めていただき

心配な場合は専門家にご相談を!

 

 

 

ちなみに照明、海外サイトで買ったけど、

なぁんだ、Amazonにも売っていた。