祖母が亡くなった際に、
形見としてパールのネックレスをもらいました。
ですが譲り受けた当初から、留め具が上手く留まらず・・・。
調べてみるとこのネックレスの留め具は「旧型ネジ式」というタイプで、
とても壊れやすいもののようなんです。
修理に出すか?
いっそのこと留め具を今風のものに交換してもらうか?
あれこれ考えましたが、
なんととっても簡単に自分で修理することができましたので
今回はそのお話を書きたいと思います。
旧型ネジ式とは?
かなり古いタイプの留め具で、パーツを差し込んでつなぎ合わせるものです。
留めるのに少しコツが要ります。
「バネ」と言うように、金具の弾性を利用してカチッと留めるので、
バネ部分が壊れやすいという難点があるようです。
旧型ネジ式留め具の扱い方
①このように右側の金具の少し開いた部分を左側の金具に引っ掛けて・・・
②ここから左側に向かって押し込んで・・・
③カチッと鳴るまで押し込んだら完了です!
ちなみに外すときはこの逆の作業をします。
旧型ネジ式金具が壊れていた!
どこが壊れていたかと言いますと、
①引っ掛けて ②押し込むところまではできるのですが、
どんなに押し込んでみても「カチッ」という音が鳴らず、
右側の金具がべろーんと出てきてしまうのです。
母にも相談してみましたが、「昔のものだからきっと壊れてしまっているね」と。
この状態で何年もクローゼットに眠っていました。
そんな何年も寝かせてしまっていた祖母のパールネックレスですが、
今回なぜ引っ張り出してきたかと言いますと、
娘の卒園式で着けたいなと思ったからなんです。
調べたところ、修理は比較的安価でやっていただけそうでしたが、
卒園式まであと一週間・・・。
良さそうなお店を探して、持って行って修理を待って、、
となると余裕がないように感じたので、
ちょっと自分でいじってみようと思い立ちました。
驚くほど簡単!自分でできた修理方法とは
さて、それでは私が実際に行なった修理方法です。
ネットで「旧型ネジ式留め具」を検索しているうちに、
ネット上の画像と祖母のパールネックレスとの
決定的な違いを発見しました。
祖母のネックレスは、右側の金具の開き部分が極端に狭いのです。
ここを試しに指で少し広げてみると、
いとも簡単に開きが大きくなりました。
この状態で左側の金具に差し込んでみると、、、
なんとカチッと気持ちよくはまるではないですか!
修理はこれで完了。
もう金具が出てきてしまうこともなく、とっても快適です。
ちなみに金具の開きのビフォーアフターはこんな感じです。
不安な方は専門の修理店へ
私はジュエリーの専門家でも何でもありませんので、
今回行なった方法はあくまでご参考程度にしていただければと思います。
大切なジュエリーは、まずは専門のお店に相談してみることをおすすめします。
祖母から受け継いだネックレス。
元通りに使うことができるようになったので、
セレモニーのときに限らず、普段からもっと使っていこうと思います!